経営者、経営幹部のためのメンタル・コーチングサービスです。
■リーダーの感性的な悩みを解消する
リーダーは孤独です。相談したいが本音で相談できる人がいないのが普通です。人には言えない悩みごとや困り事があるものです。それをガマンして顔に出さないように頑張ることも、リーダーにとってはもちろん大切ですが、それを続けていると私たちは本来の力を発揮できません。なぜなら、私たちの脳は、一度に複数のことには意識を集中できないように出来ており、悩みごとで頭が一杯になってしまうからです。この感性的な悩みを、意識から追い出すことが、私たちがやるべきことに集中し、業績を高めていくために必要なことです。
リーダーが迷っていれば、それは言葉に出さなくても部下に伝わり、組織のパフォーマンスが低下します。リーダーは部下とその家族の人生に責任を負う存在です。ですから、常に自分の心や考え方をよい状態に保ち、自分の最高のパフォーマンスが出せるようにしておかねばなりません。気になることはそのままで放置すれば、それらは知らずしらずのうちに私たちの意識を占領し、私たちのパフォーマンスを下げます。気がついたらそのことを考えてしまっている、というような状態が、この状態です。集中すべきことはわかっているのに、それが出来ない。これが感性的に悩んでいる状態です。悩みの元になっている出来事や感情を一度頭から取り出し、クリアにすることが、まずは私たちが自分らしく組織をリードしていくためにやらねばならないことです。そして次にやることは、あなたのエネルギーを何に集中させるかを決めること。これをコーチと一緒にやるのがエグゼクティブ・コーチングの最初のステップです。
■何にエネルギーを集中させるかを決める
具体的には、会社の将来ビジョンや経営理念、ミッションを定めたりする経営の基本方針を定めるとき、年度の経営計画を策定するときに優先順位をつけたり、重要な経営判断をしなければならない場面など、一人で考えるよりも、はるかに短時間(1−2時間)で思考の整理がつき、確信を持った判断が出来るようになります。
■コーチングの二次的効果
コーチングで得られるのは、思考の整理だけではなく、心の底から納得感が得られたり、確信が持てるようになる、迷うことが減って決断に必要な勇気が出ることです。これらの内面の変化は、私たちの言葉や態度に現れ、同じ言葉でも部下への伝わり方、組織への浸透度が変わります。メッセージで発する言葉の吟味ももちろん大切なのですが、より大切なのは、迷いがなく確信を持ってその言葉を発しているかどうかです。これなくして、プレゼンのスキルを磨いたとしても、思ったようには伝わりません。スキルよりも思いを純化し、それを自分の言葉で語れるようになります。
そして、繰り返しコーチとセッションするうちに、思考の整理法や考え方、感情のマネジメント方法、自らの意識と行動を望ましい方向へ変えていく方法などが身についていき、自然と自分自身のコーチングが出来るようになり、やってしまってから後悔したり、フォローをすることが減ってくるはずです。ひとえにこれらは私たちのパフォーマンスを高め、組織の生産性を高めることにつながります。
■エグゼクティブ・コーチングでよく取り上げられるテーマ
今後の事業の方向性
・方針、理念、ビジョンなど将来に焦点を当て、会社の方針を決定する
・決定した方針をどのように浸透させていくかを検討する
従業員との関係性、特にNo.2との関係
多くのリーダーの方が、自分につぐNo.2とのコミュニケーションに問題を感じたり、関係性に悩みを持っていらっしゃいます。No.2との関係性の問題をコーチとの対話を通して客観視し、相手が主体的に、かつ同じ考え方に基づいて動いてくれるには、どのようにするのがよいかの解決策を一緒に探索します。
家族との関係
プライベートと仕事は関係ないと思われるかもしれませんが、プライベートで抱える問題は、感性的な悩みとなり私たちのパフォーマンスを低下させます。従業員とその家族を守るためにも、経営者は家族間の悩みを解決しスッキリした状態で仕事に望まねばなりません。コーチングで扱う価値が高いテーマです。
コーチングは多くの場面で、「将来のビジョンや目標設定と現実化を促進するもの」として宣伝されています。このため将来のことについてご相談される方が多いのです。ところが実際にセッションを始めてみると、未来に向かってアクセルを踏むところで、ブレーキも一緒に踏んでいる状態に気づかれる方がほとんどで、その原因は「人間関係」や過去の体験からくる「トラウマ」など「過去の事実認識」や「感情」にあります。エネルギッシュでバイタリティあふれるリーダーほど、自分の内側にあるブレーキ的な感情に気づいていらっしゃらないですし、自分で思い切り踏んでいる心のブレーキを「意志力」で外そうとするから「疲れる」し、「一時的で続かない」という現象が起きます。エグゼクティブ・コーチングでは、意思の強い経営者の方でも一人で解決できない、私たちの「ヤル気」と「人との関係に関わる感情」の問題を解決することができます。
エグゼクティブ・コーチングのセッション中に扱われるテーマの90%以上は人間関係に関わるものです。仕事は人の手を介在することなくして完結しませんし、リーダーは大勢の人を雇用することによって、自分一人では出来ない事業をやっているわけですから、人に意識が向くのも当然ですし、心配事や困り事が人に集中するのもごく自然なことなのです。人の「ヤル気」や「心の動き」の専門家が関わることによって、これまでのもやもやがクリアになり、確信を持って未来の一点にエネルギーを集中できるようになります。
■エグゼクティブ・コーチングが向いている方
・部下との関係性をよくしたいと思っている経営者の方
・自分の考えを組織に浸透させたい
・(仕事は出来るが)問題行動を取る幹部がいる
・家族との関係に課題がある
・何とかしたいと思っている部下(家族)がいる
・迷わず判断し行動できる決断力、行動力をつけたい



(椅子を使って人の関係性を整理したセッションの例)
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