上位者として、部下のメンタルダウンを防止し、本来メンバーが持っている力を業務で発揮できるようにしていくためのストレスマネジメントの知識と、それを職場で発揮できるようにするための考え方、そして学んだことを職場で実践し、持続的に成果を上げるためのコミュニケーション・スキルを身につけます。
リーダー・マネジャー研修に本研修要素を組み込むことも可能です。

 
■研修の対象者
  • 職場のリーダーとなった
  • 管理職に昇格する
  • 既に部門リーダーを務めているが、メンタルヘルスに関して改めて学び直したい
  • 職場でメンタルダウンやうつ病のメンバーが出てしまった
  • リーダーになったものの部下に思うような指示ができず、自分で抱え込んでしまっている
  • 部下が最近疲れているようだ
 
■研修の目的
  • 上位者の役割と、それを果たす上で必要な意識を確認し、よりよい職場コミュニケーションができるようになる
  • 部下のストレスやメンタルをケア出来る意識と知識を身に着け、職場環境を良好にマネジメントできるようになる
 
■研修の目標
  1. 指導者に必要な意識・役割認識を理解している
  2. メンタルヘルスの基礎知識を学ぶ
  3. 職場で実践するための、コミュニケーションスキルを身に着ける

■研修の効果
  • 上位者必須のストレスマネジメントの知識と実践のための考え方、部下とのコミュニケーションスキルを身につけられる
  • 部下のヤル気を引き出し、勇気付けることによって部下の主体的行動を引き出せる存在になる
  • 組織のメンバーが幸せに働ける職場環境と人間関係をつくれる存在になる



■研修の様子
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■研修の流れ
基本プログラム(半日〜1日)
項目 目的 演習概要
オリエンテーション
  1. 他社の受講者とよく知り合い、緊張を緩和して創造的な学びの場を作ります。
  2. なぜ学ぶのか、どのように学ぶのかを理解させ、研修への参画意識を高めます。
  • アイスブレイク(現状の困り事共有)
  • 研修の方向付け(現状の課題明確化と学ぶ目的の理解)
  • 自らゴール設定をする
上位者に必要な意識
  1. 部下のストレス・マネジメントができるリーダーが持つべき意識を明確にする
  • 自分が部下だった時の体験の振り返り 当時のリーダーの言動から、職場のストレスマネジメントに必要な具体的な言動をグループ共有を通じて整理し自覚する
  • 同時にやってはいけないこと、禁則なども具体化する
ストレスコーピングの基礎
  1. 要員のストレスを緩和するために、自らのストレス傾向とストレスを緩和する方法を学ぶ
  2. 自分の言動が部下にどのように受け止められているかを知ってこれまでの関わりの問題点や今後の課題を明確にする
  • ストレスとは何か
  • それを感じるときに私たちや部下の頭の中で起きていることと、それを作る原因
  • 認知フィルタと、自分のストレス傾向
  • 部下のストレス傾向と対策
リーダーの意識
  1. リーダーとして普段から意識しておかねばならないことを認識し、具体的な行動のイメージを持たせる
  2. リーダーが職場で役割を果たしていくために必要な知識やスキルなどを具体的に認識する
  • 自分が部下だった時の体験の振り返り 当時のリーダーの言動から、理想のリーダーが持つべき意識と具体的な言動をグループ共有を通じて整理し自覚する
  • コミュニケーションゲームで言葉で伝わること、伝わらないことを体感。効果的な指示や指導・育成に必要な意識を自覚する
傾聴のスキル
  1. 部下のストレスを緩和し、信頼を得、関係性をより深め、コミュニケーションの基礎スキルを学び、実践意欲を高める
  2. 体験を通じて傾聴による「癒やしの効果」を確認する
  • 話を最後まで聴くことの効果
  • 聴く姿勢
  • 聴く意識
  • 聴くための実践スキル
質問のスキル
  1. 相手の内面を引き出すための質問法を実践的に学ぶ
  2. 質問を有効に機能させるための関係性と意図を学び、職場ですぐ使えるようにする
  • 深める質問、広げる質問
  • 価値観を明らかにする質問
  • 訊くために必要な意識
  • ストレスケアを意識した質問
褒め方・叱り方
  1. 部下のヤル気を効果的に引き出し、行動を促進するための具体的な方法として、「褒め方」を実践的に学ぶ
  2. 成長を促進するコミュニケーションとして「叱り方」を実践的に学ぶ
  • 効果的な褒め方
  • 叱ると怒るの違い
  • 効果的な叱り方
  • 効果を発揮する指導のタイミング
  • 効果的な指導のために必要な意識
勇気付け
  1. 部下のヤル気と主体的行動を引き出すコミュニケーション手段として効果的な「勇気づけ」について学ぶ
  2. 実践演習で職場で実践できるようにする
  • 「勇気づけ」の効果
  • 部下のモチベーションを高めるマジックワードとそれを使うために必要な意識
  • 実践演習と効果の確認
総括
  1. 研修で学んだことを整理し、自分の課題を明確にしたうえで、直近の目標設定を行い、最初の行動を促進する
  • 研修での学びと気づき、これからの課題、最初の取り組みを「実践の決意」として一人ずつ全受講者の前で発表し、リーダーとしての意識を固め、職場での実践を促進する


 
■受講者のコメント(受講アンケートより)

(製造、40代)
相手の悪いところだけを見ないで、良い所を見るようにし、学んだことを活かして傾聴していきたい。

(製造、40代)
これまでは一方的に自分の考えで判断し、部下の話を最後まで聴かずに話を取ってしまったり、答えを押し付けていたことに気がついた。これでは部下もヤル気が出せるわけがない。最後まで聴いてみないと部下が何を伝えたいのかはわからない。忙しくても仕事の手を止めて、最後まで話を聴くことが結果的に仕事生産性を高めるし、部下のヤル気も高められることがわかった。

(製造、30代)
自分の行動特性やストレス特性のタイプ分析が出来たので、職場では自分と逆のタイプの人の考え方がこれまで理解できず、頭ごなしに叱ったり、否定から入っていたことに気がついた。これからは自分と違う考え方も尊重し、まず最後まで話を聴くことから始めたい。

(製造、50代)
同じ状況であってもストレスの感じた方は人によって全く違うということを学んだ。これからは相手の話の先取りをしたり、断定的に話すのを止める。部下の話を聴いて解決法を指示するのではなく、相手に考えさせ、引き出すことをしていきたい。

(製造、40代)
同じ情報を受け取っても人によって解釈が異なることを知った。これまでは自分の考えが正しいという前提でそれを部下に押し付けていたことがわかった。人と接するときはいろいろな角度から見るようにする。上位者の役割を意識し、職場環境を少しでもよくしていきたい。

(経営者、40代)
これまで話の聴き方が不十分であったり、伝え方が相手のことをよく考えずにワンパターンであったり反省することが多くあった気付きの多い研修でした。、まず自分が実践し。幹部同士で実践しあい、全従業員に広げ、気持ちのよい会社にしていきたい。