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【コーチング】現実化する目標と、現実化しない目標の違い

みなさん、こんにちは。

No.2育成専門コーチの浅見広明です。

今日は先週に続き、茨城県で2日続きの研修に出講しています。
集まってくださっているのは、大手企業の30歳の方々。

これから、会社員としてどんな人生を生きていくのか、そのための目標を描き、それを現実にするための実行計画を作っていく研修です。

この研修で私が受講生の皆さんにお伝えする目標設定のポイントがあります。

思い通りの人生を生きていくため、事業を思い通りに成長させていくために、明確な目標を持つことは大切です。

一方で、明確な目標を持っても、その目標の「質」によって現実化しやすいものと、そうでないものがあることが私の経験を通じてわかっています。

自分ひとりが幸せになればいい、自社だけが成功すればいい、という利己的な目標は現実化しづらいのです。

短期的には現実になることはあっても、それは長く続きません。
具体的な例をあげれば、単に、お金持ちになりたい、という目標であったり、物質的に豊かになりたい、なんていうものがそうです。

お金持ちになりたい、物質的に豊かになりたい、ということを望むのはいけないことではありませんが、何のためにそうなりたいのか、が大事なのです。
自分のエゴを満たすのが目的だとすれば、それは利己的な目標です。

一方で、現実化しやすい目標は、その目標の達成がなにかしら人の役に立つようなものです。
利己的な目標に対して、利他的な目標と言うことができるかもしれません。

地域の人たちの役に立つような事業がしたい、そのために資金が要る。だから頑張って稼ぐ。いくら貯める…なんていう目標は、利他的な目標といえるでしょう。

なぜ利己的な目標が現実化しづらくて、利他的な目標が現実化しやすいのか。

その理由は意外に簡単です。

利己的な目標は、達成プロセスで応援してくれる人がいません。頼りは自分の頑張りのみ。ですから、達成プロセスも辛いものになるかもしれません。このプロセスに耐えられた人は、その成果を得られるかもしれませんが、長い間成功し続けることはできないでしょう。

一方、利他的な目標は、達成プロセスで応援してくれる人が自然に現れます。その目標に賛同してくれた人たちが力を貸してくれますから、一人でやるよりずっと楽に、ゴールにたどり着けます。
その結果、望んでいた以上の成果を応援してくれた人と分かち合うことができるでしょう。

私自身、学生時代から目標を紙に書いて毎日眺める、なんていうことをやってきましたが、振り返ってみると、版で押したようにに利己的な目標は現実になっていません。

一方、現実になった目標を分析してみると、そこには人の役に立つ利他的な要素が必ず含まれていました。

仕事は自分ひとりで完結できるものではありません。
多くの人の手を経て、いろいろな価値が創造されていきます。それが会社という仕組みから世の中にアウトプットされていくわけです。

その人のつながりのなかで、自分ひとりだけ幸せになる、なんていう目標を立てても、上手くいかないのは明らかですよね。

さぁ、ここまできたら、どんな目標を立てれば現実になりやすいのかは明確ですね。

そして、もう一つのポイントがあります。

目標を立てたら達成のための実行計画を立てていきますが、そこでのポイントです。

達成プロセスでワクワクするような計画を立てることです。

どんなに利他的な目標を立てたとしても、目標に向かうプロセスが楽しくなかったり、ましてや苦痛だったりしたら、自分から積極的に取り組めません。
本人が積極的に取り組まない目標を、どれくらいの人が応援してくれるでしょうか?

人の役に立つことを現実にするために、楽しみながら仕事をしているひとがいたら、応援したくなりますよね。
だから、達成プロセスをワクワクしながら楽しむような実行計画を立てるのが大切なのです。

まもなく新年度を迎える皆さんも大勢いらっしゃると思います。ぜひ次年度の計画を立てるときの参考にしてみてください。

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うまく行っている会社には理由がありました。
仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。
それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされているということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。

私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。

そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。

CAPTAIN No.2 浅見広明