みなさん、こんにちは。
No.2育成専門コーチの浅見広明です。
今、大阪に向かう新幹線でこれを書いています。
先週は佐野市、小山市と隣町で2日続けて講演の機会を頂きました。
私は、講演やセミナーで名刺交換した方には、挨拶ハガキを書きます。
出来るだけ24時間以内に書いて出すように心がけています。
もちろん、私の講演を聴きに来てくださったことへのお礼のメッセージとして、一枚いちまいその方の様子を思い出しながら、心をこめて書きます。
もちろん手書きです。
昨日もお目にかかった方へのハガキを20枚強出しました。
24時間以内を心がけている理由は、「その方の様子を思い出しながら」書くことを大切にしているから。
忙しいときには、何日か空いてしまうこともあるのですが、そうするとその方がどんな方だったか思い出せないことがあるので、出来るだけその日のうちに、それが出来なければ次の日に書くようにしています。
その方のことを思い出せない状態で書いても、儀礼的な文章しか書けませんし、それではもらった方にもお礼の気持ちは伝わらないと思っているからです。
挨拶ハガキを書くことは、私にとってはとても大切な仕事の一つになっています。
仕事がら出張が多いので、事務所の机に向かって書ける機会はあまりないです。
そのため、普段からカバンに挨拶用のハガキ(写真入り)と切手をまとめた「お手紙セット」を入れておき、移動中の電車の中や、ちょっとした隙間時間に書いています。
ですから、地元の栃木とは全然違う消印が押されているハガキを受け取る方もいるはずです(笑)。
あちこち飛び回っているんだなと思ってください。
同じように挨拶ハガキを下さる人がいらっしゃいます。ほとんどが、お忙しいはずの経営者の方々です。
そういう方からハガキを頂き、しかも自分が出すより早く、つまり会った次の日の午前中とかに届いたりすると、「あ~、やられた(笑)」という感じです。
でも、ハガキを下さった方の顔はそれで忘れることはありませんし、そういった方のハガキにはとても心のこもった工夫がこらしてあるものですから、私にとってもいろいろ学べる機会になるわけです。
毛筆で手書きの挨拶状を下さる方もいらしゃいます。お忙しい経営者のはずなのに、そういうハガキを下さる方は、仕事のやり方や時間の使い方が上手なんだろうな、ということまでわかります。
たった一枚のハガキなのに、書いた方の人柄や仕事ぶりまで伝わるわけです。
スゴイことですよね。
私はもっぱらペンなので、毛筆の挨拶ハガキは憧れです。
そんなハガキを頂いた方とは、次にお目にかかったときに、必ずハガキを頂いたお礼の話をします。
相手の方も私が出したハガキのことを覚えていて下さいますし、ハガキの話をするだけで関係が深まるように感じます。
似たようなサービスがあふれている現在では、「思い出される力」というのは、仕事をする上で、とても大事だと思います。
特に理由はないけど、なにかあったときに、ふと頭に思い浮かぶ。そんなところから仕事に発展することだってあります。
仕事うんぬんより、心のつながりを大事にしている人間である、ということが伝わるのがいいのかな、と言う気がします。
そういう人に、仕事を頼みたくなるから、ふとしたときに思い出すのかもしれませんね。
みなさんも、挨拶ハガキ、習慣にされることをオススメします。
24時間以内に出すというのは、自分を甘やかさず戒めるためのよい習慣にもなりますし。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
うまく行っている会社には理由がありました。
仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされて
いるということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。
私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。
そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。
CAPTAIN No.2 浅見広明