みなさん、こんにちは。
No.2育成専門コーチの浅見広明です。
今日は「理想のNo.2」について一緒に考えてみましょう。
具体的な役割や役職は会社によって違うと思いますが、おそらく共通しているのは、今までのお客さまからのお声を集約すると、以下のようになります。
「自分と同じ価値観をもっていて、会社の業務執行を安心して任せられる人材」
業務執行の部分は、将来「経営」になることもあります。
では、皆さんリーダーとNo.2候補の方々の違いはなんでしょう?
業務処理の能力…?、それとも専門知識…?
皆さんこの質問には悩まれるのですが、質問を繰り返し掘り下げていくと、「会社の理念を『体』でわかっているかどうかの違い」とか、「同じ価値観を持っているかどうか」という答えに行き着きます。
それは、ビジョンや目標の更にその先にあるもので目には見えません。
明文化されている、いないに関わらず皆さんの会社を作ったときにすでにあったものです。創業のときにはまず実現させたい理念があって、事業を通じてその理念を社会に実現する仕組みとして、皆さんの会社の多くが作られたはずなのです。
そして、多くの会社で理念は明文化されているかもしれません。
では、明文化されている理念は、社員の皆さんとどれくらい共有されているでしょうか?
社員の皆さんと「魂が共有できている」、と言い換えることができるかもしれません。「スピリット」でもいいですね。
皆さんと理念を共有するNo.2の理想像はどんな人物か。
私が一番注目しているのは、今年の大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続です。
彼は最強のNo.2かもしれません。
兼続の主君上杉景勝を慕い支え続ける姿勢。景勝は兼続を全面的に信頼し任せ、持てる能力を最大限に引き出した。そんな上司部下の関係が、ドラマの冒頭からも見て取れます。
彼自身は主君と魂を共有するフォロワーであり、臣下に対しては外交手腕に優れた有能なリーダーであったはずです。
この「リーダーと理念を共有するフォロワー」であり、なおかつ「部下に対しては信頼できる優秀なリーダー」であり、場面に応じて、2つのあり方をいったりきたりして使いこなせることが、理想のNo.2の条件といえそうです。
これからのドラマの展開がとても楽しみです。
皆さんも理想のNo.2像という観点で、ドラマを見てみたらもっと楽しいと思いますよ。
人材育成の勉強にもなりますし。
皆さんの組織には「直江兼続」はいますか?
いないなら、育てましょう!
今日は芝の戸板女子短大前を歩いていたら、学校の前に植わっている梅の木に花が咲いていて、そこにメジロがいました。しかも2羽。
「これぞ日本の春!」のような画だったので、携帯のカメラで写真に取ろうとゴソゴソかカバンを探っていたら、メジロは逃げてしまいました…(残念)
ぜひお見せしたかったです…
目撃場所は東京のド真ん中ですが近所に住んでいる野鳥なのかもしれません。
またチャンスがあるかもしれません。
春が近づいているのを感じます。
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うまく行っている会社には理由がありました
仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされて
いるということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。
私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。
そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。
CAPTAIN No.2 浅見広明