月別アーカイブ: 2009年2月

【No.2育成】最強のNo.2?

みなさん、こんにちは。

No.2育成専門コーチの浅見広明です。

今日は「理想のNo.2」について一緒に考えてみましょう。

具体的な役割や役職は会社によって違うと思いますが、おそらく共通しているのは、今までのお客さまからのお声を集約すると、以下のようになります。

「自分と同じ価値観をもっていて、会社の業務執行を安心して任せられる人材」

業務執行の部分は、将来「経営」になることもあります。

では、皆さんリーダーとNo.2候補の方々の違いはなんでしょう?
業務処理の能力…?、それとも専門知識…?

皆さんこの質問には悩まれるのですが、質問を繰り返し掘り下げていくと、「会社の理念を『体』でわかっているかどうかの違い」とか、「同じ価値観を持っているかどうか」という答えに行き着きます。

それは、ビジョンや目標の更にその先にあるもので目には見えません。

明文化されている、いないに関わらず皆さんの会社を作ったときにすでにあったものです。創業のときにはまず実現させたい理念があって、事業を通じてその理念を社会に実現する仕組みとして、皆さんの会社の多くが作られたはずなのです。

そして、多くの会社で理念は明文化されているかもしれません。

では、明文化されている理念は、社員の皆さんとどれくらい共有されているでしょうか?

社員の皆さんと「魂が共有できている」、と言い換えることができるかもしれません。「スピリット」でもいいですね。

皆さんと理念を共有するNo.2の理想像はどんな人物か。

私が一番注目しているのは、今年の大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続です。
彼は最強のNo.2かもしれません。

兼続の主君上杉景勝を慕い支え続ける姿勢。景勝は兼続を全面的に信頼し任せ、持てる能力を最大限に引き出した。そんな上司部下の関係が、ドラマの冒頭からも見て取れます。

彼自身は主君と魂を共有するフォロワーであり、臣下に対しては外交手腕に優れた有能なリーダーであったはずです。

この「リーダーと理念を共有するフォロワー」であり、なおかつ「部下に対しては信頼できる優秀なリーダー」であり、場面に応じて、2つのあり方をいったりきたりして使いこなせることが、理想のNo.2の条件といえそうです。

これからのドラマの展開がとても楽しみです。

皆さんも理想のNo.2像という観点で、ドラマを見てみたらもっと楽しいと思いますよ。

人材育成の勉強にもなりますし。

皆さんの組織には「直江兼続」はいますか?

いないなら、育てましょう!

今日は芝の戸板女子短大前を歩いていたら、学校の前に植わっている梅の木に花が咲いていて、そこにメジロがいました。しかも2羽。

「これぞ日本の春!」のような画だったので、携帯のカメラで写真に取ろうとゴソゴソかカバンを探っていたら、メジロは逃げてしまいました…(残念)

ぜひお見せしたかったです…

目撃場所は東京のド真ん中ですが近所に住んでいる野鳥なのかもしれません。

またチャンスがあるかもしれません。

春が近づいているのを感じます。

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うまく行っている会社には理由がありました

仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされて

いるということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。

私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。

そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。

CAPTAIN No.2 浅見広明

【No.2育成】No.2育成の悩み

こんにちは、
No.2育成専門コーチの浅見広明です。

私は「組織のナンバー2」となる人の育成支援の仕事をしています。
経営者の方々から多く寄せられる相談は、「うちの幹部をナントカしたい」というものです。そして実際にコーチを始めてみると、幹部職の方々から持ち込まれる相談で一番多いのが、「部下が思い通り動いてくれない」です。

ここには面白い共通点が見えてきます。経営トップの方々たちも、直属の部下の幹部職の人たちに、思い通りに動いて欲しいと思っているし、その幹部職の人たちも、中間管理職の人たちに思い通りに動いて欲しいと思っている、ということです。
この感覚は組織の中でどんどん再生産され、中間管理職の下の階層、部下や後輩のいる人も同じことを感じているようです。

「部下(あるいは顧客)を自分の思い通りに動かしたい、操りたい。そんなことが出来たら、どんなに仕事が楽でうまくいくだろう…」
相手を自分の望む方向に誘導したり、思い通りに相手の行動を変えようとする、このような考えを「操作主義」と呼びます。
コーチングをしていて、そんな考えが日本の組織に蔓延しているのでは、と感じます。

実は、私がコーチングやNLPと呼ばれる心理学を学び始めたときに、そういう「操作主義的な考え」がなかったかと言われると、実はありました(笑)
私は当時すでに、「相手が自分の思った通りに動いてもらえるよう、自分の行動を変え、相手に働きかけてゆく」という方法で、表面上は快適に仕事ができるやり方を身につけていました。
まさに「負けるが勝ち」を地で行って成果を上げていたのです。
表面上は相手の立場を慮り、常に相手を思いやるような働きかけをしているにも関わらず、心の中は全く違って「相手を思い通りに操作する」考えがありました。自分の働きかけで、巻き込む人たちが思い通りに動いてくれたとき、うまくいったときは満足感を味わっていましたが、これは一緒に仕事をしてくれた人と共有できるものではなく、自分ひとりだけの「寂しい満足感」でした。
まさに私は「操作主義」のカタマリだったのです(笑)

「相手を思い通りに操りたい」この考えは人間が常に追いかけてきたテーマなのかもしれません。ヒトは相手との関わりなしには生きていくことが出来ないからです。一方で相手が思い通りに動いてくれないと不快になる。より快適に自分らしくいるために、あれやこれやと考えてきた結果生み出された考えなのだと思います。

時には武力で人を思い通りに動かした時代もあったでしょう。「金で人の心は買える」と豪語したベンチャー経営者の方もいましたね。テロリズムは恐怖で人の心と行動を操ろうとするものです。相手を思い通りに操ろうとする心理学の本はとてもよく売れるようです。

これらは全て操作主義に基づくものです。短期的にはそれでもよいのでしょう。この考えが間違っているとは思いません。
しかし、皆さんにとって大切なのは、価値観を共有できる部下の育成であり、育成の効果を確実にあげられるあなたと部下との関係性です。その関係は一時的なものではなく、ずっと続く必要があります。

武力で人を支配しようとした国はどれくらい続いたでしょうか?「お金で人の心は買える」と言っていた経営者の会社はどうなったでしょう?テロは相変らずつづいていますが、世の中を善悪に分ける二元論的関わり方をしてきたからではないでしょうか?そして、それでは何も変わらないということを、多くの人が気づき始めているのではありませんか?

「操作主義」は組織の中に抵抗を生み、本来人が持っている可能性を制限してしまいます。
人が持つ能力を最大限に発揮させようとするなら、この「操作主義的考え」を手放さなければなりません。
組織のNo.2育成に取り組むにあたり、まず皆さんが始めるべきことは、自分の中に潜んでいる「操作主義的考え」に気づくことです。
それに気づき、認められたなら、その考えを身につけてきたプロセスを振り返ってそれを癒し、手放すことができるようになります。

そうすれば、「部下が思い通り動いてくれない」という不満は、

「自分が思ったように行動してくれないのはどうしてなのだろう?」
という相手への好奇心に変化し、

「どうしたら期待通りに行動しれくれるのだろう?」、「そのためには自分はどうすればいいのだろう?」という自分自身の意識と行動の変化につながっていきます。

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うまく行っている会社には理由がありました
 
仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされて

いるということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。

私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。

そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。

CAPTAIN No.2 浅見広明


【コーチング】新しい習慣を身につけるには

みなさん、はじめまして。No.2育成専門コーチの浅見広明です。

ようやく新しいサイトをオープンすることができました。全身全霊でサポートして下さったスターブランドの村尾さん、小島さん、ヨナガさん、そして工事中のサイトにアクセスし応援して下さった皆様に心から感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。

これからこのブログを通じて、組織のNo.2育成に関する情報提供や、私の考え方を発信し、日々の生活で得た学びを皆さんと共有する場にしていきます。

そしてこのブログが、リーダーと呼ばれる皆さんにとって少しでも毎日のお仕事や生活の中で役立てて頂けるような何かをご提供できる場になり、より多くの同じ価値観を持つ人たちの集まりの場となり、お互いに支えあうようなコミュニティに育てるのが私の目標です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、今回は第一回目です。私にとっても新しいブログを始めるということはチャレンジです。新しい習慣を身につけるということに関して一緒に考えて見ましょう。

新しい行動が習慣化するには半年くらいかかるといわれています。一方で、その手前で中断してしまうと、習慣にならないまま終わってしまうということです。3日坊主がその最たる例ですね。
視点を変えると、ヤル気になれば誰でも3日間は続けられるということかもしれません。新しいことをやろうとするときは、当然ヤル気が高まっているはずですから、それを続けられる「仕組み」を作れば、新しい習慣を容易につけることができるはずです。

私が皆さんにお勧めするその仕組みは、「すでに習慣化したものとセットでやってみる」です。

これだけでは、なんのことかわからないかもしれません(笑)

具体的に言うと、歯磨きなどすでに無意識で毎日やっている習慣とセットで新しい取り組みをするのです。

歯磨きや食事やお風呂やトイレに入る、新聞を読む…など、毎日必ずやることがあります。それらをやりながら、あるいはその習慣の前後に新しく習慣にしたい行動をもってきて、セットにしてしまえばよいのです。

私の場合は、なにか少しでも毎日運動をしようと考え、朝歯磨きをしながら片足スクワットをすることにして、簡単に習慣化することに成功しました。これは潜在意識の性質を応用したもので、誰でも簡単に新しい習慣を身につけることが出来ます。

もし片方をサボると、スッキリしない感覚を覚えます。これは「なにか忘れてない?」と潜在意識が知らせてくれているのですね。この「スッキリしない感」がとても大切で

す。実際、私の場合はスクワットせずに歯磨きを終えてしまってから、思わずスクワットだけをやった日も、最初のうちはよくありました。

そうなのです、「やらずにはいられない」のです。だから続きます。

単純に「毎朝片足スクワットを50回やる」という目標だったら、たぶん続いていないです(笑)

そして、新しい習慣を身につけるためのもう一つの効果的な方法があります。

それは「第三者の前で宣言する」、ということです。

宣言してその通りやらなかったら、ウソツキになってしまいますからネ(笑)

 皆さんに続くNo.2の人たちには、今までやったことのない仕事にトライして、こなせるようになって欲しいですね。そのプロセスでは彼らは今までなかった習慣を身に

つける必要もあるでしょう。
 ただ、「あれやれ、これやれ」、と指示するだけではなく、「こんな風にやってみると上手く習慣づけできるヨ」、と教えて上げるといいかもしれません。慣れない仕事が

習慣になるまでが大変なのですから。その秘密をリーダーであるあなたがちょっとシェアしてくれる、なんてステキじゃないですか。それだけでも、部下からの信頼が増して、部下のヤル気もアップするかもしれません。

早速ですが、私のブログを書くという新しい仕事は、「朝起きたら朝食の前に書く」すなわち、「書かざる者は朝食なし」(笑)というスタイルで習慣化します(宣言)

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うまく行っている会社には理由がありました

仕事を通じて過去に数百社を見てきて私たち。上手くいっている会社には、共通の理由がありました。それは「最高のチームをつくる」ことに時間とエネルギーが費やされて

いるということ。言い換えると「No.2の育成」が、しっかりと行われていたのです。

私たちは、経営者の右腕になる「No.2」を育てることを専門としたコーチング技術で、経営者が「やりたい仕事」に専念できる組織づくりを支援しています。

そして、ナンバー2の育成を通して、経営者をはじめ全社員が目を輝かせながら働く元気な会社を1000社誕生させます。

CAPTAIN No.2 浅見広明